
手形割引や融資では利率が同じでも計算方式の違いで支払う利息に差違が生じ、1日分の利息が変動します。手形割引を実行した当日又は融資を受けた当日から返済日の前日までの日数を計算する方式を片端計算といいます。これに対し返済日の当日までの利息を計算する方式を両端計算と呼んでいます。つまり、返済日の前日までの利息を計算するか、その当日までの利息を計算するかの違いです。この日数の計算方式の違いで一日分の利息が変わりますので、片端計算の方が1日分の利息が少なくなるというメリットがあります。クレイリッシュの手形割引や事業資金の融資等の利息計算には、全て片端計算を採用しておりますので、両端計算と比較した場合、利率が同じでも利息の金額が一日分少なくて済みます。